こんにちは、Channel Aceです。
私の所有するYamaha XV1100は、1995年製ですが、
古いバイクをメンテナンスする際、
ボルトやナットがなかなか緩まず、
またネジの頭をなめてしまったり、大変ですよね。
この壁を乗り越えられず、お店に持ち込まれる方もいらっしゃると思います。
今日は、固着したボルトなどを緩めることのできる、
力強い味方をご紹介させて頂きます。
固着したボルトなどを緩める準備をしよう
私は短気なので、
「早く分解したい!」と思い、
いきなり工具を手に、ボルトを緩めようとして、なめてしまった。。。
ということがしばしば。
しかし、古いバイクのボルト、ナット、ネジは、
固着(錆びとか、ゴミなどでかたくくっついている状態)していることが多いです。
まずは、この固着を和らげることをしてあげます。
私の場合は、最初にパーツクリーナーやエアを使って、
砂などの汚れを落とします。
汚れがひどい場合には、歯ブラシも使ってゴシゴシします。
綺麗になったら、次はこれです!
Kure 5-56です!
これは鉱物油で、防錆剤や石油系溶剤、PTFEといったものが添加されているようです。
特に、PTFEはいわゆるフッ素なので潤滑性が良くなります。
(余談ですが、フッ素はヨーロッパで規制が始まっているので、
もしかしたら販売中止、といったことも将来的にはあり得ると思います。
なので、いまのうちに買い占めておいたほうがいいかも?!)
5‐56を、外したい部品のすき間を狙って吹いてください。
吹きかけたくないところは、マスキングなどしておいたほうがいいですが、
私は、最後に洗車するので、気にせず吹きかけます。
その後、おまじないの意味を込めて、ハンマーでボルトの頭を軽く何度か叩きます。
(固着している状態を剥がすため。)
緩めたいもの(ボルト、ナット)
率直に、メガネレンチ、ソケットレンチがおススメです!
外したいボルトやナットにはめこみ、
手で持つところを、ハンマーで軽く叩きながら外します。
手で外してもいいのですが、
固着している場合は、衝撃を与えると剝がれやすくなるので、
私はハンマーでトントンやりながら緩むかどうか見ていきます。
緩めたいもの(ネジ)
ボルトナットより厄介なのが、ネジですね。
ネジの頭は、プラスかマイナスになっていると思いますが、
特にプラスの頭は、なめやすいですね。
先に書いた要領で、あらかじめハンマーでネジを上下左右から軽く叩いておきます。
ここで登場するのが、コイツです!
インパクトドライバーです。
これは、衝撃を与えながら緩めることができる優れものです。
使い方は簡単。
まず、下記のようにセットします。
次に、ネジにインパクトドライバーを、
ネジと軸を一直線になるように食い込ませて、
後ろからハンマーで叩くだけです。
ハンマーで叩くその1回1回を丁寧に、軸を1直線にすることがポイントです。
固着しているネジはなかなか緩まないので、
思ったよりもちょっと力を入れてみても良いかと思います。
どうしても緩まない手ごわい奴には、コレだ!!
ボルトやネジの頭をなめてしまった、、、
そんなときは、コレ!
ネジザウルスです!
こいつで頭がつかめれば、あとはクルクル回すだけ!
私も使うまでは半信半疑でしたが、結構簡単に外すことができました。
このギザギザがポイントのようです。
いざというときに、是非1つお買い求めください。笑
ネジの頭がつかめないときは、
1.グラインダーでスジをつけて、
そのスジにマイナスドライバー(インパクトドライバーのほうがベター)を
差し込み、外す。
2.ネジの中心に穴を開け、逆タップでねじ切りし、
ボルトを取り付けて、そのボルトごとネジを回して、外す。
私は、こんな感じで古いバイクのネジと戦っています。
もし、これ以外に簡単な方法がありましたら、コメント頂けると嬉しいです。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回は、固着したボルトやナット、ネジの外し方をご紹介しました。
この方法でやってみて、もし部品が破損してしまっても責任はとれませんので、
あしからず。
いわゆる旧車を取り扱うときには、
必ずといっていいほど部品の取り外しが必要になります。
ストレスをなるべく溜めないように、
順序に沿って作業して頂きたいものです。
どうしても外れないときの必殺技を持っていれば、
安心して作業ができると思います。
ということで、快適なバイクライフを!
ではまた。
XV1100オーナーやバイク乗りの方とつながりたいので、
もしこのブログをご覧になっていたら、
お気軽にコメント欄にメッセージ頂けたらと思います!
宜しくお願い致します!
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