こんにちは、Channel Aceです。
フロントブレーキドラムのオーバーホールを始めようとしましたが、
センターハブナットが外れず、リアブレーキドラムの分解から試みます。
私のHonda Z GSS(1974年 水冷タイプ)は、
10年以上放置されていた車両で、
ガレージ保管されていたというものの、下回りは錆びがすごく、
塗装も所々剥がれていますので、ブレーキ内もどうなっていることやら。。。
リアのセンターハブナットを外そう
リアのセンターハブナットは、フロントの32㎜よりもだいぶ小さいので、
これなら外せるだろうと思い、早速トライ。
まずは、リアの右サイドのホイールから。
CRCをナットに吹きかけ、10分後くらいに、
モンキーレンチで合わせ、軽く捻ったら簡単に緩みました。。。
フロントとは違い、あっけなく緩んだことに驚きました。
(緩み止めのピンは、とても重要だと思いました。)
モンキーレンチだと、なめる可能性が多分にあるので、
ほんとに軽くやっただけ。。。
(リア左サイドは、結構硬かったので、ソケットでやる予定です。)
リアブレーキドラムを外そう
センターナットを外したら、
4つのホイールナットを外し、ドラムを外します。
ドラムは、軽圧入されているので、引っ張っても外すのが難しいです。
整備マニュアルには、プーラーを使うことを推奨しているのですが、
ここはテクニックでなんとかしようと思います。
リアタイヤの4つのナット(ホイールクリップナットというようです)を
できるだけ緩めた状態で(完全には外さないで遊びを作る)、
タイヤを軸の前後にスライドさせて、衝撃を与えます。
これでドラムごと緩んでくるので、
ドラムが緩んだら4つのナットを外して、ホイールを外します。
ここまでやれば、ドラムを少し引っ張れば外れます。
(このやり方が合っているかわからないので、自己責任で。。。)
リアドラムの内部の様子
ドラムを外してみた印象として、思ったよりは状態が良いと思いました。
こんな感じです。
気になったところとして、
ブレーキアジャスターボディーに、なにやらクリーム色の粘着物質があったことです。
グリース、というより石鹸のような硬さです。
そもそも、ここはグリースアップしてましたっけ??
(知見者の方々、もしご存じでしたらコメント頂けると助かります。)
シューの取り外し
シューを取り外すためには、
スプリングを引っ張って外す必要があるのですが、
これがまた硬いです。。。
なるべく傷つかないように、ペンチに布をかぶせて引っ張って外しました。
(最適な工具をご存じの方、教えて頂けると助かります。
下手したら怪我する作業で、他の部品を壊しかねないと思いました。。)
すると、、、
ブレーキシューを手で持つと、
摩擦材と、金属の固定プレートの間から剥がれてしまいました。
この状態で走行したら、ブレーキが効かなくなるので、
分解してみて良かった!と、つくづく思いました。
ということで、ブレーキシューを調達するために作業は一旦終了。
部品は、ネオライフ様にて購入致します。
(無断リンク歓迎ということで、リンクの貼り付けを失礼いたします。)
まとめ
いかがでしたでしょうか?
いままで馴染んでいた部品たちは、
分解すると、状態がかわってしまうので注意が必要ですが、
それを恐れて分解しないと、思わぬ事故に合うことがある、
というのもリスクですね。。。
私のHonda Zはもう50歳を迎えるのですが、
しばらく寝たきり状態でしたので、
ずっと動いているおじさんとは違い、
いろんなところを直してあげないといけない状態です。
1つ1つの作業を丁寧にやらないと、再生ができなくなるので、
時間はかかるかもしれませんが、ゆっくりやっていきます。
素人作業ですので、これからもみなさまの力を借りつつ、勉強させて頂きます!
それではまた!
Honda Zのオーナー様がいらっしゃいましたら、
是非つながらせていただきたいです。
コメント欄から、なんでも良いのでコメント頂けたら返信致します。
情報交換しながらレストアしていければと思っています。
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