こんにちは、Channel Aceです。
少し前に、エンジンオイルを抜いたのですが、
水が混ざっていて大惨事でした。
今回は、トランスミッションオイルを交換してみようと思います。
エンジンとは違い、水系の通路がないので、露さえなければ、
水は混じってないのではないか、と祈りつつ作業してみました。
ミッションオイルを抜こう
さて、どこからミッションオイルが抜けるのかな、
サービスマニュアル片手に車体の下を覗いてみました。
車体中央には、2本のエキゾーストパイプがあるので、
車体前方からみて左側にミッションオイルのドレンボルトが見えます。
ドレンボルトを外すには、12㎜の六角レンチが必要です。
バケツを用意して、ドレンボルトを外したときに、
放物線を描くようにオイルが飛び出すことを想定し、
若干離してバケツをセット!
と、、、あんまり勢いよく出てこなかったし、
エンジンオイルのときみたいに水も混ざっていない様子で一安心。
オイルが出なくなるまで放置。
ドレンボルトを取り付けます。
ミッションオイルはどんなのを使う?
ミッションオイルの役目は、
摩擦する部品(ギヤとか)を潤滑させ、焼き付かないようにするためのものです。
ちなみに、フルードは単純な潤滑だけではなくて、油圧を発生させる機構に使うもので、
フルードのほうが気をつけて選定する必要があると思います。
ホンダZの指定オイルは、
4ストローク用で10W-30の、
ホンダウルトラSオイル、またはSSオイルですが、
これはもう廃盤になっているようです。
ウルトラSは、ウルトラUになり、いまではウルトラG1、として販売されているそうです。
いわゆる鉱物油です。
世の中には、合成油もありますが、
粘度指数(温度によってオイルの粘度変化を示す指標)が鉱物油と違っていたり、
油膜形成の違いもあります。
私の場合は、
・4ストローク用の10W-30(夏場は、油膜を厚めにしたいから、10W-40あたりがいいかなぁ)
・鉱物油
の購入を決めました。
購入したミッションオイルは?
ホンダのウルトラシリーズは、値上げしていることもあり、
コスパを考えて、これにしました。
カストロールのGTX。
4L缶で、3,000円弱というリーズナブルなオイルです。
ちなみに、ホンダZの指定オイルは、
エンジンオイル、ミッションオイルともに同じですので、
これをエンジンオイルにも入れることができます。
ミッションオイルの量、交換頻度は?
ホンダZの取扱書によると、
規定量:2.0L
点検補充時期
初回:1,000㎞
2回目以降:10,000㎞毎
交換時期
初回:5,000㎞
2回目以降:20,000㎞毎
いまや、トランスミッションオイル(フルード)は、
メンテナンスフリーが大半を占める中、
交換をする必要があるなんて、、、可愛い奴だなぁと思いました。
ましてや、補充! (なんででしょうか、、蒸発する温度でもないだろうし、、漏れていくの?)
ミッションオイルを入れよう
ミッションオイルの注ぎ口は、バッテリー脇の少し下に位置しているので、
他の部品が邪魔して、オイル缶を傾けて注ぐことが非常に困難です。
2階から目薬状態、になるので、
何か良い手はないかと考えました。
はい、クリアファイルの角をちょん切って、簡易ロートを作りました。
使用したら捨てられます。(環境を考えるなら、厚紙でもいいかも。)
装着した感じ、ぴったりはまってくれました!
うまい具合に部品があるところ柔軟に変形してくれるので、
多少の無理な姿勢はなんともありません!
オイルを注いで、レベルゲージで上下限の間にくるところまで確認します。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
ミッションオイルを補充する、というのは衝撃的でしたが、
走行できるようになったら、フィーリングや振動などを気にして、
他のオイルも試してみたいと思います。
良さそうなオイルがありましたら、ご紹介頂けると助かります。
私は素人ですが、これからも情報発信させて頂きますので、
今後とも宜しくお願い致します。
Honda Zのオーナー様がいらっしゃいましたら、
是非つながらせていただきたいです。
コメント欄から、なんでも良いのでコメント頂けたら返信致します。
情報交換しながらレストアしていければと思っています。
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