こんにちは、Channel Aceです。
定期メンテナンスを自分で、ということで前回はエンジンオイル交換についての
記事を書いてみました。
今回は、定期メンテナンス第2弾、ということで、
リアタイヤの交換について、サービスマニュアルとにらめっこしながら
自分でやってみましたので、まとめました。
後輪の構造は?
ほとんどのバイクは、後輪駆動になっています。
エンジンから伝わる動力を、チェーンを介してリアタイヤに伝えます。
ビラーゴ(XV1100)のリアタイヤは、「シャフト駆動」になります。
このシャフト駆動、リアタイヤの交換がすごく楽なのです!
チェーン駆動の場合は、チェーンのテンション調整や、
アライメント調整をする必要がありますが、
チェーン駆動の場合は、その必要がありません。
とてもメンテナンス性が良いですし、
シャフト駆動はなによりダイレクト感がでます!
(チェーン駆動は、チェーンにテンションがかかるまでのタイムラグが発生します)
スタンバイの方法は?
私は、初めてのリアタイヤの交換でした。
センタースタンドを立ててリアタイヤを外そうとしました。
が、リアフェンダーにひっかかって外すのに大変苦労しました!
(タイヤの空気を抜いたら、ようやく外すことができました。)
スタンバイは、エンジン下からジャッキで持ち上げるか、
上から吊ったほうがいいかもしれません。
いずれにしても、転倒防止のために、ロープなどで固定することを推奨します。
必要なものは?
スタンバイに必要なものは、
● ジャッキ(車体を持ち上げるため)
● ロープ(転倒防止のため)
分解組み立てに必要なものは、
● ペンチ
● 10㎜レンチ (ピンチボルト用)
● 13㎜レンチ(テンションバー取付ナット用)
● 23㎜レンチ(アクスルナット用)
こんな感じです。
リアタイヤの外し方は?
さて、ようやく本題です。
まず最初に、リア右側のアジャスタ(赤〇)を手で回して外します。
これで、ブレーキロッドとリンク部を外すことができます。
外れたら、リンク部のピンとスプリングも外しておきます。
テンションバーのコッタピン(上写真の緑〇)をペンチで外し、
13㎜レンチでナットも外します。
次に、ピンチボルトを(下写真の緑〇)10㎜レンチで緩めます。
これで、リア右側で実施することは完了です。
リア左側の作業に移ります。
アクスルナットのピンを、ペンチを使って外します。
そして、アクスルナットを23㎜レンチで外します。
プラスドライバーで、アクスルシャフトを中心をプラスチックハンマーなどで叩き、
左側から押して、右側に抜きます。
最後に、リアタイヤを右側にずらして取り外したら完了です。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
この作業で最も大事なのは、「安全面」です。
結構力を入れてボルトナットを外しますので、
思わず車体が転倒する危険性があります。
車体は240㎏ほどありますので、十分気を付けて作業してください。
取り外すために必要な時間は、30分程度みておけば大丈夫かと思います。
取り外した部品は細かいので、なくさないように保管しておいてください。
次回は、タイヤ交換についての記事を作ろうと思っております。
作業風景を撮影しておりますので、
Youtubeにアップしたらご連絡させていただきますね。
XV1100オーナーとつながりたいので、
もしこのブログをご覧になっていたら、
お気軽にコメント欄にメッセージ頂けたらと思います!
宜しくお願い致します!
コメント
はじめまして。virago1100乗ってます!
タイヤ交換しようとしたら、リアのボルトが外れず、今回はフロントのみに。。。ううむ。
コメントありがとうございます。
リアのボルトが外れないとのこと、
ボルト自体が回らないのでしたら、5‐56を吹いて、レンチにパイプをつないで長くして回すとか、レンチをハンマーで叩いていくと、ボルトが回るかと思います。
ボルトが軸から外れないのでしたら、六角レンチなどをボルト中心に合わせてハンマーで叩いて押し出すと外れるかと思います。タイヤの自重でボルトが抜きにくいので、なるべくタイヤを支えながらボルトに荷重がかからないようにすると抜けやすいです。
他のことで悩んでいらっしゃるのでしたら、コメント頂けたら再度ご回答できるかと思いますので、宜しくお願い致します。