こんにちは、Channel Aceです。
久しぶりの投稿になりました。
私は、XV1100のほかにHonda DAXを所有しておりまして、
久々エンジンをかけたいなぁと思い、レストアに専念していましたので、
XV1100のことが疎かになってしまっていました。笑
冬から春に変わり、気温や湿度が変わってくると、
いわゆるキャブ車は、燃調が必要になってきますね。
XV1100は排気量が大きいので、季節による影響はさほど感じませんが、
アイドリングが不安定になったり、
吹け上がりやパワーがでる領域が変わったりします。
今日は、アイドリング回転数を調整するための機構をつけましたので、
ご紹介させて頂きます。
アイドリングって、どこで調整するの?
最近はFI(フューエルインジェクション)のバイクが増えてきていますが、
アイドリングなどを勝手に制御してくれるので、
不安がなくていいですよね。
一方、キャブレターのバイクは、季節やエンジンの暖機状態によって、
いい感じになったり、不安定になったり、、、
扱いづらいなぁと思うときがあるのではないのでしょうか?
私のXV1100は、寒い時は調子がよくて、暖かくなると不安定になります。
特に、アイドリングの回転数が落ち込んで、
信号待ちからの発進までにエンストすることもしばしば。。。
という訳で、簡単にアイドリングを調整したいなぁと思った次第です。
ところで、アイドリングってどこで調整するのかというと、
この写真のように、かまぼこみたいな形の部品をひねることで、
回転数を調節できるのですね。(知ってますよね。笑)
スロットルと、このかまぼこはワイヤーでつながっていて、
スロットルをひねると、かまぼこが回るという単純な仕組みです。
つまり、このかまぼこの回転の位置によって回転数が決まります。
アイドリング調整装置を装着!
アイドリングの調整方法がわかったところで、
早速アイドリング調整装置を作っていきます。
ここで大事なのは、ステーの剛性です。
かまぼこは、回転ばねが付いているので、
アイドリングといえども、常にテンションがかかっているため、
戻ろうとする回転力(トルク)がかかっています。
この力を常に受けるため、ステーが弱いと、ステーが変形して、
かまぼこの位置を一定に保つことができない=アイドリングが不安定になってしまいます。
ステーは、2か所。こんな感じです。
鉄板を買ってきて、ハンマーで所定の角度に曲げるだけです。
ステーは、エンジンのボルトと共締めしますので、
鉄板を曲げる前に穴を開けておいたほうがいいです。
ちなみに、鉄板は3.2㎜のものを使いました。
アイドリングの調整方法は?
アイドリング調整装置は、ばねを付けました。
ばねがあると、工具がなくてもダイヤルを回すだけでアイドリングの調整ができるので、
エンジンの暖機前後などで、アイドリングの回転数が変化した際でも、
お手軽に調整できるので、とても便利です。
↓これが完成したアイドリング調整装置です。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
とても簡単に取り付けができますし、見た目もスッキリで、
リーズナブルにカスタムできます!
それに、手軽に調整できるようになるので、デメリットはないのでは?
チョークを引かなくても、この調整装置で代用することもできますので、
是非トライしてみてはいかがでしょうか。
XV1100オーナーやバイク乗りの方とつながりたいので、
もしこのブログをご覧になっていたら、
お気軽にコメント欄にメッセージ頂けたらと思います!
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