XV1100のオールペイントをしました!(本塗装~仕上げ 編)

バイク日記

こんにちは、Channel Aceです。

 

XV1100オーナーになってから早半年、

乗っている時間より、いじっている時間の方が圧倒的に長い僕です。

乗る楽しさもありますが、バイクと向き合う時間が増えると、

愛着もよりいっそう湧いてくるものです。

 

というわけで、前回よりペイントのブログを書いているわけですが、

いよいよ完成体を披露したいと思います。

 

スプレー缶の選定

コンプレッサーがあれば、塗料を買って、それぞれの色を混ぜて、

ノズルを絞ったり変えたりすると、色や質感をアレンジできますが、

そこまで追求すると結構お金かかるなー、と思い、スプレー缶でやることにしました。

 

今回は、XV1100の塗装を少し残したまま、

プライマー無しでいきなり本塗装に入ります。

(なので、塗装が乗りやすくなるように、

布やすりは#400と少々粗めの設定にしました。)

 

順番として、色付け→クリア仕上げ、です。

 

大事なのは、それぞれの塗料の相性です。

塗料の種類は、ざっくりメジャーなところでいえば、

エナメル、ラッカー、アクリル、ウレタンがあります。

それぞれの特長は他サイトでもたくさん紹介されているので割愛しますが、

基本は左から順に使っていかないと、塗膜がうまく乗らない場合があります。

(例えば、ウレタン下地にラッカーを乗せようとするとダメなケースあり)

 

私は、ガソリン耐性や塗膜の強度を考えてウレタンクリアーで仕上げたいので、

塗装はそれ以外で、とてもお安いアクリル塗料がネットで販売されていたので、ポチリ。

この塗料は、マーキング用と書いてありましたが、安かったので(300円/本)、

これで頑張ることにしました!

私が購入したのは、黒と金。 金がなかなか見つからず、ようやく出会えたのがコレでした!

黒をメインに使い、金はラインとロゴ用なので、

黒を3本、金を1本。ビラーゴ1台を塗装するには、これで十分すぎるほどです。

 

このスプレー缶は、ケチって最後まで吹こうとすると、

ラクダのツバみたいなのが出てくるので、その前に新しいやつにいってください!

8割くらい使うような気持ちで。

 

ライン用に金色から塗装します

これが完成したカラーリングです。

まずは、ラインとなる金色から塗装します。

金色を塗装したら、次に黒色を塗装するので、

金色を残したい部分だけ、黒色が乗らないようにラインテープ(5㎜)で保護します。↓

ラインテープは、

ニチバンのクリアーラインテープ(曲線用)がおススメです。

ラインテープを引くときは、30㎝くらい出して、スタート地点に貼り、

ラインテープをちょっと引っ張りながら、スタート地点に置いた手のほうで

テープを貼っていくとうまくいくと思います。

もし気に入らなかったら、何回かは剥がして貼ってもいけますので、

微修正しながら作業してみると良いかもしれません。

 

YAMAHAロゴの部分は、某オークションで↓を購入して貼り付け。

ロゴのところは、黒色を塗装した後に、このテープを貼って、金色を塗装しました。

水色部がマスキングされるところです。

YAMAHAの外側は新聞紙でマスキングしました。

 

でもこのロゴ用のテープ、全く使えませんでした。。。

金色を塗装後、剥がした状態がコレ。↓

テープが薄すぎて、上に乗せた金色塗装まで剥がれてしまう部分がでてきました。

結局、これをガイドにラインテープを細かく切って補修作業へ。↓

外側を新聞紙でマスキングし、YAMAHA部分だけ再度金色を塗装。

十分に乾燥させて、ラインテープを精密ドライバーを使って剥がして完成。↓

 

仕上げのウレタンクリアー

仕上げは、ホルツのウレタンクリアーを購入しました。

これも2本あれば十分かと思います。

クリアーを吹く前、#2000耐水ペーパーで軽くやって塗装の凹凸を落としておくと、

クリアーを乗せた後の状態が綺麗になると思います。

 

クリアーは、最初は全体に薄く塗膜が乗るようにスプレーします。

結構粘着質な感じですので、よほどでない限りは鼻タレにならないと思います。

2回目は、ゆっくり塗膜が十分に乗るようにスプレー。

塗装用のラッカーなどでは、ここまでゆっくりするとタレるよなー、

くらいでいっても大丈夫と思います。(自己責任ですが。)

ちなみにこの日は、35℃くらいでした。

 

クリアー後の磨き作業

クリアーの後は、磨いて輝きを出す作業ですね!

これをやるとき、とてもワクワクします。

99工房のコンパウンドを使いました。

最後にワックスをかけて、完成です!!

 

オールペン、完成!

ビフォーアフターです。

同じバイクだとは思えないですね。

黒色はどこにでも見ることができますが、このラインは他にはありません。

自己満足の世界です。

 

まとめ

長々読んで頂きまして、ありがとうございます。

スプレー缶での塗装は、なかなかうまくいかないよー、

という経験をされた方が多いのではないかと思います。

 

まず、なんといっても下地準備が大事。これに多くの時間を費やしてほしいです。

次に、塗装は手を動かすスピード。早いとタレないですが、塗膜が薄く表面がザラザラ。逆にゆっくり手を動かすとタレやすいけど、塗装面が綺麗になる。

このハザマを狙うのです!!

まぁ、難しいとは思うので、スプレー後に#2000のやすりで凹凸をなくしながら進めると、綺麗に仕上がります!

(これは、私が何度も失敗して、安定して綺麗な仕上げを出すために考えたステップです)

 

仕上げのクリアーは、なるべくゆっくり厚めに吹く。

ゆっくりすぎると曇ってしまいますが、乾燥すればそれなりの光沢になるので、

思い切ってやってみてはいかがでしょうか?(自己責任×2回目)

 

自分色に染まった彼女にまたがってツーリング、最高ですね!

どこかでお会いしたらお声かけ頂けると嬉しいです!!

 

 

XV1100オーナーとつながりたいので、

もしこのブログをご覧になっていたら、

お気軽にコメント欄にメッセージ頂けたらと思います!

皆様のカスタムペイント、是非拝見したいです!

 

宜しくお願い致します!

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